JJ愛知ML「おもいつき交流会」記録
2007年9月30日(日)13時〜 滝学園化学室
参加者:朝日,伊賀,岡田,滝沢,坪井,平岩,山田,和田

ダニエル電池(伊賀さん)
  
1.硫酸銅水溶液0.2mol/L,硫酸亜鉛水溶液0.2mol/L
2.硫酸銅水溶液0.2mol/L,硫酸亜鉛水溶液0.1mol/L
3.硫酸銅水溶液0.1mol/L,硫酸亜鉛水溶液0.1mol/L
4.硫酸銅水溶液0.1mol/L,硫酸亜鉛水溶液0.1mol/L(条件をそろえるのが難しいとのことなので,3と同じ濃度でもう1セット)
の4つの組み合わせでダニエル電池をつくり,どれが長持ちするかを比較しました。
結果は,2>1>3=4。
(だいたい2〜3時間は回っていました。電流値は15mAくらい。)
硫酸銅水溶液濃度が高いほど,硫酸亜鉛水溶液の濃度が低いほど,長持ちという結果になりました。
交流会では「長持ち」という言葉の定義が議論になりました。
入試などで問われるとき,体積比はどうなっているのか,測定の感度より起電力の大きな時間が長い=長持ち と言えるか,など。

ボイルの法則の実験(岡田さん)
 
ペットボトル内に線をした注射器を入れ,圧力計付きのポンプでペットボトル内の空気を加圧。
注射器で空気の体積変化から,定量的にボイルの法則が導かれます。

シャルルの法則(岡田さん)
 
室温が約27℃(約300K)として,60℃(約330K)のお湯,約4℃(約270K)のお湯に,空気を入れた注射器を入れます。
それぞれ,体積が約10%増と約10%減と,定量的にシャルルの法則が導かれます。
変化の様子を撮影した動画

テルミット反応(岡田さん)
  
テルミット反応の実験。酸化鉄としてベンガラを使用。
ベンガラは乾燥したものを使うのがコツだそうです。

磁石で黒板に貼り付けられる試験管立て(岡田)

技術の先生につくっていただいたという試験管立て。
裏に磁石がついていて黒板に貼り付けられます。

そのほか,エアポールやサメの顎の標本,われにくいシャボン玉,酸化還元反応の実験についての紹介がありました。


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