【紹介】はたらく細胞 清水茜 著(講談社)

はたらく細胞 清水茜 著(講談社)現在5巻まで刊行

白血球と赤血球を主人公として、細胞の働き方を擬人化したマンガ。外から侵入した細菌と戦うなど、バトルシーンも多めです。細かい部分では、専門の方からの突っ込みも入ること多いです。最初の巻が出た時から読んでいますが、「なんてマニアックな、同人的な本なんだ(個人的には好きだけど)」「きっと3巻辺りで打ちきりだな」などと思っていたのですが、まさかここまで人気が出るとは思ってもみませんでした。バトル展開が一般ウケもしたのでしょうか? これまた人気が出たためにモヤモヤするパターンです(笑)

中学生にもかなりよく知られているようです。また中学校理科室前の自由に見て良い本のコーナーに置いておいたら、かなり皆、読みますね! 子どもの興味関心を高めるにはかなりよさそうです。

またこの本ですが、関連シリーズ(?)もたくさん出ています。糖尿病やタバコ、性関連など成人に関連したものを扱った「はたらく細胞BLACK」、腸内や皮膚などヒトと細菌の関連を中心とした「はたらく細菌」、脱核前のニートのような赤血球のうだうだを描いた「はたらかない細胞」、さらには子ども向けのシリーズも。原作も著者もオリジナルとは異なり、○匹目のどじょうを狙ったような気がしなくもありませんが、それぞれ扱っているモノが違うので、それもまたいいかもしれません。

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