前回は、
👉 安全は「設計」でつくる
という話をしました。しかし学校では、もう一つ重要な要素があります。
👉 それが「雰囲気(空気)」です。
■結論
安全は、
👉 ルールだけではなく「雰囲気」も重要です。
■ルールの役割
理科室には、必ずいくつかのルールがあります。例えば、
・勝手に立ち歩かず、不要に騒がない
・薬品や火を使う実験では、立ってイスをしまって行う
・器具は丁寧に扱い、何かあったら教員に報告する
これらはすべて、
👉 事故を防ぐための最低限の約束です。
■守ってこそのルール
ルールは掲示するだけでは機能しません。
・形だけになっている
・場面によって守られない
・意識されていない
👉 こうなると、安全は維持できません。
■雰囲気の力
ここで重要になるのが「雰囲気」です。空気、と言ってもよいでしょう。
安全な理科室には、共通した特徴があります。
・授業が静かに始まる
・指示がすぐ通る
・無駄な動きが少ない
・整理整頓されている
👉 こうした状態をつくるのが「雰囲気」(空気)です。
■なぜ雰囲気が重要か
雰囲気は、生徒の行動を自然に制御する力があります。例えば、
- 周りが落ち着いている → 自分も落ち着く
- 指示がすぐ通る → 勝手に動かない
- 整っている → 雑に扱わない
👉 ルールを意識しなくても守られる状態
になります。前回⑥の授業の「流れ」づくりが教員の営みだとすると、雰囲気は生徒自身が生み出す「行動」といえます。そしてその雰囲気を、教員は意図して望ましい方向へ持って行く必要があるのです。
👉 授業計画が「流れ」をつくり
👉 雰囲気が「行動」を安定させる
■教員の役割
そして教員の役割は、ルールを言うことではなく
👉 ルールが守られる状態をつくること
■そのために必要なこと
・最初の指示を丁寧に出す
・曖昧な指示をしない
・やるべき行動を具体的に示す
・一貫した対応をする
👉 積み重ねが雰囲気をつくります。
■実習生への視点
授業を見るときは、
👉 「空気」を観察してみてください。
具体的には、実習指導教員の
・授業の始め方
・指示の通し方
・生徒の動かし方
・静けさの質
ここを見ると、
👉 その授業の安全性が分かります。
■まとめ
理科室の安全は、
- ルール
- 授業計画(流れ)
- 雰囲気(空気)
の3つで成り立っています。その中でも、
👉 雰囲気は行動を支える基盤です。



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