【紹介】国立博物館物語 岡崎二郎著(小学館)

「理系マンガ」でブックカバーチャレンジをしています。
「国立博物館物語」岡崎二郎著。全3巻。

かなりマイナーな本でしょう。でも数ある理系マンガ(?)の中でもイチオシ! 国立博物館(国立科学博物館モデル?)の超弩級コンピューター(笑)が、「もし恐竜が絶滅しなかったら、生物はなっていたかをシュミレーションし、主人公はその世界に入っていけるというストーリー。でもその部分以外にはフィクションはなく、化石を探しに行ったり、地学系の話を中心に十分理科の話として通用するストーリーが展開されます。

作者の岡崎二郎さんは、とても質の高いSFチックなマンガを書かれる方です。惜しむらくは、理系としてはとてもおもしろい話でも、一般的には「地味」と評価され、マイナーな方なのです。作品数もそれほど多くはありません。この「国立博物館物語」も絶版になってしまっています。古本でも探してでも理系の方なら「おもしろかった」と思っていただける、、、と勝手に思っています。勤務先の学校の理科のコーナーに、古本で探したこの本のセットを勝手に置いておくくらいです。(他には「はたらく細胞」が置いてあります)

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