2005.4.6. 入院生活十五日目<2005.4.6.記>

朝6時前に目覚め、ベッドの横に腰掛けるとやはり座骨神経痛。寝ている状態ではあまり感じないので、体勢が変わった事による影響か。少々不安になる。しばらくした後、前出の同病だった方からメールが届く。やはり手術後には、同様の症状にしばらく悩まされたと言うことなので、特別なことではない(可能性が高い?)ということで少しホッとする。今回の入院とこのブログを通じ、今まで連絡が疎になりがちだった友人ともこまめにメール交換をしている。自分のブログを見、意見や感想や励まし、さらには関連するような情報をもらえるのはとてもうれしく、元気が出てくる気がする。
午前中、シャワーを浴びた。ほぼ2週間ぶり。とてもさっぱりした。
頭を洗うと、手にたくさんの髪の毛がついてくる。しばらく分の髪が一気に抜けたのだろう。体を洗うと、タオルについた石けんの泡がかすかに灰色味がかる。濡れたタオルで体を拭いていたとはいえ、古くなった皮膚など、たくさん垢が溜まっていたのだろう。手術をした背中は、タオルでこすったりせず、シャワーで流すだけにする。大丈夫だとは思うが、やはり化膿が心配だ。体つきであるが、使っていない筋肉は見事に減っている気がする。特に太ももは、後ろ側があきらかにたるんだ。お腹も、元から人に見せられたような状態ではないが、さらにたるんだ。何とかせねば。現在、背骨を曲げる姿勢、特に腰の辺りを曲げるのは禁じられている。コルセットをしているときには曲げたくても曲げられないが、入浴中や就寝時など、はずしている時が不安になる。曲げようとすると突っ張ったような感じがする。どこまでなら曲げていいのかもわからず、とにかく出来る限り曲げないようにする。体を洗うとき、いつもの3倍くらいの時間がかかった。足を洗うにしても、腰を曲げて洗えない。立った状態で片足をイスの上にのせ(病院の浴室には背もたれ付きのプラスチック製のイスがある)、そして洗わなくてはいけない。日常の生活が、いかにたくさんの筋肉を使い、動いていたのかと思う。

退院予定<2005.4.6.記>
夕方、主治医の先生と話する。今週末の土曜、レントゲンと血液検査を行い、問題がなければ日曜日に退院とのこと。ようやく先が見えた。ホッとする。

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