2005.4.9.入院生活十七日目、退院手続き<2005.4.9.記>

今日は最後(の予定)の検査の日である。朝5時過ぎ、「採血をお願いします」という看護婦の声で目が覚める。他の病院に入院していたこともある同室の方の話だと、どの病院でも採血は朝のうちに採ることが多いそうだ。ただ6時が起床なのに、それより前というのは初めてだそうである。だいたい週に2回くらいのペースで採血を行った。前回の検査では、特に異常ではないが若干白血球が多いと言われた。今回はどうなのであろうか。


ベッド横に腰掛け、朝食を摂る。今日は座骨神経痛をほとんど感じない。昨日の夕食後、神経に働くノイロトロピンは飲むが、いつもの痛み止めであるロキソニンは飲んでいない。痛みに関してはかなり快方に向かっているようだ。
レントゲンの検査もあるのだが、時間が未定。あまりふらふらと散歩へ行ったりできない。最終的に昨日は5300歩余り歩いたが、今日はあまり伸びないだろう。
10時過ぎ、フロアの事務担当より退院手続きのメモを受け取る。これを持って一階の会計へ行くそうだ。まだレントゲンを撮っていないのにいいのかと聞くと、看護師と話する。主治医からの説明だと、今日の血液とレントゲンの結果で特に問題がなければ退院とのことだったのだが、どうやらその微妙なニュアンスなどが通っていなかったらしい。しばらく後、看護婦から「多分大丈夫ですよ。手続きをしちゃってください。」との返事。もし万が一レントゲンや血液検査の結果がよくなくて(退院手続きしてしまって)も、入院延長の手続きはできるのか、と念のため聞く。大丈夫だとのことで、会計窓口へ行く。今日が土曜で窓口は午前中で閉まってしまい、明日は日曜、当然(?)窓口は閉まっているのでバタバタするのは仕方ないのかもしれない。会計窓口へ行くと、手続き待ちが10人。銀行や郵便局のような受付機で番号札を取り、15分ほど待つ。手続きそのものは5分弱で終わった。支払額は月収一ヶ月分+α程度。本人負担が3割でその位である。領収書を見ると、指導料、入院料、手術料、検査料などがそれぞれ項目別に何点、と記入されている。1点が10円、そして自分の負担分を3円と計算すると金額のつじつまが合う(点数と金額についての説明は無かった!)。月をまたがった分を合算すると、入院料がおよそ54000点、手術料が68500点、その他が4000点ほど。入院前に費用の概算を聞いてみたのだが、手術により全然金額がかわるし、盲腸などのようにほぼ手術内容が分かってしまうようなものではないので、全体の見積もりできないと言われた。3週間弱の入院そのものより、手術が一番お金がかかっているし、領収書を見て改めて納得した。

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