2005.3.29.入院生活七日目<2005.3.29.記>

昨晩は21時半過ぎに就寝し、午前5時頃、起床。お茶を飲み、車いすでトイレに行き、朝食まで病室でニュースなどを見る。このリズムが身に付きつつある。手術で切った部分の背中の痛みも、切った痛みから突っ張るような痛みに変わってきて、体をねじる姿勢も少しずつできるようになってきた。左足の感覚も、全体的なしびれは無くなってきて、大分落ち着きつつある。逆さにしたボールペンでさわって感覚を調べてみた。右足はどこも異常は感じない。左足は、太もも付近はほぼ正常。外側から後のふくらはぎ付近がまったく感覚がない。内側のふくらはぎは比較的普通に近い感じである。足首から先は、全体的に突っ張った感じがする。やはり外側がにぶく、内側の方がさわった感じがはっきりしている。動きに関しては、ふくらはぎより下が全体的に突っ張った感じで動かすのに違和感を感じるが、動かないところは無いようである。手術で切除した腫瘍だが、正式には硬膜内髄外腫瘍、というらしい。馬尾神経に出来たものでも、何が由来でできた腫瘍なのかがその後に影響をするようだ。これも退院したら調べてみたい。

難しい注文<2005.3.29.記>
朝食後、カーテンを閉めてこっそり立ってみる。立つことはできた。しかし左足が突っ張り、まるで杖になったような感じである。力は入るが、立った感覚がしっくりこない。歩くのはおそらく無理であろう。しばらくして医師が来る。しびれや痛みの有無を確認。普通にしている限りでは、しびれや痛みはもうほとんどない。「(コルセットができるまで)焦ってもいいことないから、今のままいきましょう」と言われる。一番難しい注文かもしれない。

血圧計<2005.3.29.記>
午後、”あおぞら実験室”の見舞客が来る。花などをもらった。病室に花があるだけでほんのり香りもするし、うるおいがでた感じがする。自分も興味を持っている理科関連の話などもした。久しぶりに思う存分話した気分。
そういえばここ2日ほど、血圧を測る回数がめっきり減った。それまでは一日数回測っていたのだが、今は一日に一回くらいだろうか。色々な看護師が測るのだが、人により使っている血圧計が違っておもしろい。若い看護婦などは、デジタル式のを使っていることが多いような気がする。人によってはバイクのスピードメーターのような丸いアナログ式、またベテランのような方は昔ながらの水銀柱式の血圧計を使っている。
気がつくと入院生活も一週間。あとどのくらいで退院できるのだろうか。

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