「○○気団」と「○○高気圧」って違うの?

中学2年の気象の学習。最後の方で日本の四季について学習します。教科書を見ると「冬はシベリア気団により・・・」「夏は小笠原気団が・・・」などと解説されています。ところが資料集などを見ると、シベリア高気圧や太平洋高気圧などという語句も出てきます。また少し前は教科書も「○○高気圧」という書き方をしていました。そこで出た質問です。『「○○気団」と「○○高気圧」って違うの?』

私自身、高校でも地学を学習しておらず、その場では自信を持って「違い」を説明できませんでした。その後調べた限りでは、中学校段階ではおおよそ次のような説明でよいのでは、と考えています。

『とりあえずは、気圧に注目して呼ぶと「○○高気圧」で、気温や湿度などの空気の性質に注目して呼ぶのが「○○気団」と考えていいよ』

以下は調べた内容になります。(間違いや誤解があったら申し訳ありません)
・気団について最初に定義したトール・ベルシェロンは、気団は高気圧であることを前提としているらしい。実際、日本付近の多くの気団は高気圧になっている。
・しかし高気圧だけとは限らず、赤道気団などは低気圧である。

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