二酸化炭素は「CO2」でいい？

理科教員日記

2020.06.06

中学二年生で「化学式」を学習します。二酸化炭素を『CO_2』と表すのもここで学習します。学校の常でテストでも出題します。よく『CO2』とか『CO²』と書いてくる生徒がいて、解答としては不正解なので「×」をつけることになります。あるとき、食い下がってきた生徒がいました。『だってスーパーで「CO²」って書いてあった』というのです。

確かに時折、間違って記載している印刷物やポスターも見かけます。つい最近であれば、スーパーレジ袋が有料化することを説明するポスター中に以下のように書いてありました。

「あらら、、、残念なお店だ」と思ってしまうのは理系のサガでしょうか？（笑）
こうしたお店がいかに立派なことを書いていても、こうしたミス一つでその内容が薄っぺらく取って付けたように感じられてしまいます。「考えすぎ」と言われたこともありますが、例えば中学で習う漢字を誤字のままポスターに使っていたら恥ずかしいのと同じ次元だと思います。

授業では「間違っているものもあるけれど、みんなは間違えないようにね」と言い続けています。