だ液によるデンプンの分解をオブラートで

だ液によるデンプンの分解をオブラートでやってみました。

小さなポリ袋を2つ準備し、小さくカットしたオブラートをそれぞれに入れます。
片方のポリ袋にはスポイトで水を2~3滴、もう片方にはストローを使ってだ液を同量程度入れます。両方の袋を手で軽く挟んで5分温め、その後にヨウ素液を1滴垂らします。そうすると写真3枚目のようになります。
オブラートが1cm角程度の大きさになってしまうと、5分では分解しきれない時がありました。また手が思ったほど温かくなくて分解しきれない時もありました。注意が必要です。
ちなみに小さなポリ袋、ストロー、オブラートはAmazonでも手に入ります。「明後日やりたい」などの時には助かりますね。

中学校理科の消化の実験の定番です。ところが班で実験を行うと、誰がだ液を出すかで揉めてしまい、なかなか実験に入れないときがあります。そんなとき全員がやることで、多少スムーズにしたいときにこのような方法もあります(それでも駄目な時もありますが)。

ただこの実験では、デンプンが麦芽糖などになることの確認はできません。ベネジクト液を使う別の実験と組み合わせて用いるとよいと思います。

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