水の蒸発による質量減少(10度、80度による違い)

0.1mg単位まで測定できる電子天秤、OHAUSのPX224にて測定しました。
約10度の水と約80度の水(湯)での、蒸発の違いがわかります。

10度の水では、気流による表示のブレ以上の変化は1分ではわからず。約80度ではどんどん蒸発し、質量が減少していきます。

↑約10度の水

↑約80度の水(湯)

0.1mg減ると何個の水分子が蒸発したのか、概算で計算してみます。(中学生への説明なので、かなりおおざっぱです)

水分子の分子量を20、アボガドロ数を6×1023とします。「水が20gあると、水分子が 6×1023個あるんだよ」程度の説明をしておきます。
 →20gは20000mg。100000分の1にして、0.2mgでは6×1018個。
 →0.1mgでは3×1018個 。
 →兆の単位が1012個、京(けい)が1016個なので、0.1mgで300京個 。
「この天秤の一番小さな数字が1減った(=0.1mg減った)時には、目には見えないけれど300京個の水分子が、液体から気体へと変化して蒸発していったことになるね」

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