化学カイロの酸化による質量増加を測定

0.1mg単位まで測定できる電子天秤、OHAUSのPX224にて測定しました。1分弱の時間で、14.7190gから14.7220gまで、3mg増加しました。
古くなっていたカイロで、またミニサイズの貼り付けタイプのもので行いました。普通サイズの新しいカイロなら、もっと化合する酸素の量も多いと思います。

0.1mg増えると何分子の酸素分子が鉄と化合したのか、概算で計算してみます。(中学生への説明なので、かなりおおざっぱです)

酸素分子の分子量を30、アボガドロ数を6×1023とします。
「酸素分子が30gあると、分子が 6×1023個あるんだよ」程度の説明をしておきます。
→30gは30000mg。100000分の1にして、0.3mgでは6×1018個。
→0.1mgでは 2×1018個 。
→兆の単位が 1012 個、京(けい)が 1016個なので、0.1mgで200京個 。

「この天秤の一番小さな数字が1増えた(=0.1mg増えた)時には、目には見えないけれど 200京個の酸素分子がカイロの鉄と化合していることになるね」

0.1g単位の電子天秤で測定したものはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました