Sony デュアルリスニングイヤホン 使用感比較

イヤホンをしていると外の音が聞こえにくい。そんなデメリットを解消するイヤホンもいくつか見かけるようになってきました。中でも多いのが、マイクから音を拾い、電気的にミックスして外音も再生するタイプ。いくつか試して見ましたが、聞こえ方はやはり「合成している」感じで、自然に外音も聞こえている、とはいいにくく感じました。
数少ないながらも、耳穴をイヤホンでふさがず、そのまま外音を聞こえるようにしているイヤホンもあります。その中で私は、SONYのいくつかを使ってみました。

SONYの外音を聞けるイヤホンは2系統あります。

●リング型ドライバーユニットタイプ
・WF-L900 LinkBuds(リンクバッズ) (ワイヤレスステレオヘッドセット) 2022年発売

●音導管の「デュアルリスニング」タイプ
・XEA20 Xperia Ear Duo(完全ワイヤレス) 2018年頃発売
・SBH82D(ネックレスタイプワイヤレス)
・STH40D(有線)

それぞれの使用レビューはネットでもそれなりに見かけるのですが、比較したものはあまり無いようでしたので、ここで紹介します。(写真、白いイヤホンがLinkBuds、黒の有線がSBH82D、黒のワイヤレスがXEA20 Xperia Ear Duo)

LinkBudsXperia Ear Duo
音質よい、高音の抜けも感じる普通、やや籠もった感じ
音量や曲再生の操作性こめかみ辺りをタップする、やややりにくい本体を指でスライド・タップ。比較的やりやすい
外音の聞こえ方Duoに比べてやや聞こえにくいBudsよりもよく聞こえる。外音の違和感極小
装着感かなり慣れが必要? 外れる不安感じた付けやすくは無いが、Budsよりは安心感あり
2つのタイプを比較したときの違いです。あくまでも個人の主観によるものです。感じ方には個人差がありますので、その旨ご注意ください。

総じていえば、Budsの方が音質はよいですが、やや外音が聞こえにくく、装着には慣れが必要です。
Duoの方は音質はやや物足りないですが、(初めて使った時には特に)外音は感動するレベルで普通に聞こえます。装着もやや面倒ですが、Budsよりは外れにくい安心感があります。

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