中学校では、なぜコイルが電磁石になるのかを学習します。ここでは鉄心を入れることや鉄などがくっつくことは教科書では扱っていませんが、小学校の事を思い出して出てきた質問。「鉄釘などを入れるとなぜ、磁力が強くなったの?」
磁力線の学習は既に終わっていますので、それを使って説明してみました。磁力線の本数が多い(密度が高い)ほど磁力は強くなります。空気に比べ、鉄の方が磁力線が通りやすい性質があります。そうすると、広く散らばってしまっていた磁力線が鉄に集中し、磁力線の密度が高くなり、磁力も強くなります。大ざっぱな言い方になりますが、中学生に向けてそのように説明しました。
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