吐いた息には、全く酸素は残ってないの?

小学校の理科では、呼吸について「酸素を吸って二酸化炭素を出す」という内容を学習します。そうすると、吐いた息の中には全く酸素がなくなっていて不思議はなさそうです。でもそうすると、人工呼吸の意味がなさそうです。その辺あたりから出た質問。「吐いた息には、全く酸素は残ってないの?」

吐いた息(呼気)の中にも、通常は16%程度の酸素が残っています。空気中(つまり吸気中)の酸素が21%なので、大部分は使われずに、また出されているのですね。

なお昔、読んだ学研の「ひみつシリーズ」では、「海女さんが潜って出てきた時に吐いた息の中には、ほとんど酸素が残っていない」というような記述がありました。ちょっとググっただけでは出典になりそうなものは見当たりませんでしたが、実際にありそうな話ですね。

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