中学2年生、気象単元の学習時の質問です。
『天気予報毎日見ていると、「平年通り」の時が少ないのはなぜですか?』
季節の変わり目、服装を考えるためにも最高気温や最低気温など気になりますね。その中でよく出てくるのか「平年より○○」という言い方です。実際に毎日天気予報を聞いていると、「平年並み」の日よりも、「平年より暑い・寒い」日の方が多いように感じます。ある生徒はここで「もしかしたらこれが異常気象だからなのか?」と思ってしまったようです。
実は「平年」というのは、過去30年間(30回)のデータを順に並べ、中央の10回分の範囲を示しています。とすれば、それより上、下の確立も1/3ずつなので、単純に考えれば2/3の日は平年より暑くても寒くても今までと同じなのです。
<参考>3つの階級について
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kisetsu_riyou/class/rank.html
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