【紹介】学校に入り込むニセ科学 左巻 健男著(平凡社新書)

理科の授業を通して、何を身につけさせたいか。いわゆる科学リテラシーを身につけさせたい、というのは多くの理科の教員に共通すると思います。私ももちろんです。それ以外に私が強く考えるのが、「ニセ科学にだまされない」というものです。「○○水」とか「××イオン」というだけでよさげに思ってしまったり、有名人が進める代替医療を鵜呑みにしてしまったり。信じ込む前に、自分の力で疑ってみるセンスを育てたいということです。漠然とそのように感じていたことが、すっきりとこの本でまとまった気がします。

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