セイロンベンケイの葉(無性生殖)と花(有性生殖)

ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属 セイロンベンケイ (Kalanchoe pinnata (Lam.) Pers.)

もしかしたらセイロンベンケイそのものでなく、近縁種かもしれません。
中学校理科では、無性生殖と有性生殖について学習します。「生殖には、無性生殖と有性生殖があります」と習うと、生物はどちらか片方で殖えると思う生徒もいるのですが、両方行えるものもいます。それがこのセイロンベンケイ。

時期が来ると、葉の縁に小さな粒のような子のセイロンベンケイが付きます。ここから新しい個体が出来てきます。これは精細胞や卵細胞などの生殖細胞が受精して増えるのではないので、無性生殖ですね。土産物屋などで「ハカラメ(葉から芽)」などという名で売られていることもあります。また近縁に、コダカラベンケイソウ、というのもあります。

また時期が来ると、花をつけることもあります。これで種子が出来たとすれば、受精が行われているので有性生殖ですね。

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