食塩でオリジナル石けんをつくろう

食塩を使って、オリジナルの形に整えた石けんをつくってみましょう。

写真1~4枚目では、固形石けん10gを200mL程度のお湯に溶かして液体石けんをつくっています。初めから液体石けんを購入し、使ってもOK。写真5枚目は、ペットボトルでつくった飽和食塩水。300mLの水に120gの食塩を入れ、よく振ってつくりました。溶け残りが下に少し残るようであれば、もうこれ以上溶けない飽和水溶液になっている証拠です。
液体石けんの入った入れ物に、少しずつ食塩水を加えていったところが写真6枚目。もやもやとしたものが浮いてきます。石けん水と同量程度の食塩水を加えたら、ガーゼで濾して、まだ柔らかい状態の石けんがとれました。あとは型にはめて乾燥させればできあがり!
なぜこのような事が出来るのでしょうか。それは食塩の働きによって塩析(えんせき)が起こるからです。塩析については、高校の化学などで勉強をします。
この実験を使って、食塩水と砂糖水を区別することも出来ます。お湯に溶かした石けん水をそれぞれに加えると、食塩水は白くモヤモヤが発生しますが、砂糖水では発生しません。

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