マクドナルドのシステム障害から、リスク管理として昭和の授業を見直してみる

先日、マクドナルドのシステム障害が全国のマクドナルドで発生し、ニュースとなりました。その後の続報では、X(Twitter)でのつぶやき「きょうマクドナルド行ったら、システム障害起きたばかりで、現金のみの支払いだったんだけど、あらゆる機能停止してて、手書きで注文まとめて、電卓でお会計して、店員さんコミュニケーションとって口頭でオーダー通してて対応凄かったわ」というものが紹介されていました。
私は高校生から大学、そしてその後常勤の教員になるまでコンビニの7-11でバイトしていたのですが、その時に似たような経験をしました。停電でレジが止まり、電卓片手に1台のレジに2人体制で小一時間対応したことがあります。あの時は、ホント戦場のようでした。私は初めはオロオロするばかりだったのですが、ベテランパートの方が「昔はこんなこと時々あったわ~」などと言いながら、たくましく現場を仕切ってくれて、安心感を持つことができました。

いざ電気が無くなったとき、どう対応するか。
とかくAIやらSociety5.0やら言われていますが、もし電気が無かったときになにをどうするかの実務訓練が、どのような職場でも大切だと思います。

学校も、もし電気が止まったりICTが不調だったときどうするか。
組織的に検討されている事例は(少なくとも私は)知りません。個人レベルでは、ネットが使えないときにはどうするかなどは考えることはありました。ただそれも環境的にネット回線が遅かったりする学校にお勤めの方の場合が多く、恵まれたところだと意識されていない方が多いように感じます。(ネット黎明期には、なぜか研究授業などすると調子悪かったりもしたので、それはもう止まること前提で代替手段も考えたものです笑)

今どきはICTをどのように活用するのが重視され、アナログのチョーク&トークは「昭和の授業」扱いです。その考え方もわかりますが、いざネットなり機器なりが不調の時、特別な道具無しでも授業できる力って大切だと思います。

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