ぶっつけ本番、なぜ教科書は教員にも直前に配られる?

来年度ぷっつけ本番です。

中学は来年(2021年度)から新指導要領で教科書が変わります。教育に関心ある方なら大抵知っているでしょう。

その新しい教科書が、現場の教員に届くのは、来年(2021年)3月下旬、下手したら生徒と同じタイミングであるのを知っている方どれだけいらっしゃるのでしょうか。

手元に届いたらすぐ授業ができると考えられているのでしょうか。

指導要領公開されてても、例えば理科なら、教科書でどんな生物が例示されているか、どのタイプの実験道具使うか分からなかったら、教材研究もかなり限定されてしまいます。

毎回、教科書改定の度にこのようなことを思います。

一昔前にPISAで一位になったとかでもてはやされたフィンランド。何かと言えば「フィンランドの教育ガー」と、耳タコできるくらい、研修会やらなんやらで聞きました。
そこの教員だった方が書かれた著書によると、教科書採択は、教員個人が自分の好きな会社のモノを選べたそうです。また教員も、15時過ぎには、ほぼ学校から出て、自分の生活や本当の知見を広める活動をしていたとも。もしフィンランド型の教育を目指すなら、そうした環境も含めて大々的に研究し、取り入れるべきだと思います。

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